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岐阜薬科大学 薬草園研究室


伊吹山の植物

 イブキトウキ
Angelica acutiloba subsp. iwatensis:セリ科)
 ミヤマトウキとも呼ばれるもので,トウキに比べて茎が緑色で,葉の香りも強い.
 トウキの薬用部位は根であるが,イブキトウキはそれに加えて地上部を浴用剤として利用.
 成分は,ligustilide, butylidene phthalide など.
 生薬名はトウキで,専ら医薬品に分類される.
 セリ科独特のにおいがあり,若い人にはあまり好まれないが,年齢が上がるにつれて心地よい香りに感じられるようである.