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御挨拶 幹事長

幹事長 杉山 正

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 岐阜薬科大学同窓会会員の皆様にはますますご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
 日頃より岐阜薬科大学同窓会の運営にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
  本年5月の役員会におきまして、平成30年度の幹事長を仰せつかり、前任の宇野文二先生から引き継ぐこととなりました。
 副幹事長の中村光浩先生、会計担当の田原耕平先生、栗田尚佳先生、庶務担当の阿部尚仁先生、九重編集担当の塚本桂先生とともに、宇野進会長の下、同窓会運営のお手伝いをさせていただきます。
 微力ではありますが、力を合わせ、会員の皆様のお役に立てるよう全力で取り組んでまいります。
 ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
  私は大学29回(昭和56年)製造薬学科の卒業で、病院薬剤師として25年間勤務した後に、平成19年より本学の実践薬学大講座に新設された実践社会薬学研究室を担当しています。
 平成19年は薬学6年制教育に移行した2年目であり、私は教育面では実務家教員として6年制薬学科の臨床科目、共用試験、実務実習等を担当しています。
 本学は平成29年度から4年制の薬科学科(定員40名)の募集を停止して6年制の薬学科に一本化され、薬学科の定員は80名から120名に増加しました。
 学校教育法では「薬学を履修する課程のうち臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とするものは、その修業年限は六年とする」と規定しており、今後、本学では更に臨床教育を充実させることが必要であると認識しています。
 薬剤師として実臨床で活躍できる人材の育成はもとより、臨床能力を持った研究者、公務員等の育成も本学の使命であります。
  大学の役割の一つに社会貢献活動があり、公立大学である本学には地域貢献が求められています。
 地域貢献には、大学が地域活動に参加?協力する、市民の生涯教育を担当する、地域で活躍できる薬剤師を養成するなどいろいろな方法があります。
 昨年度に本学に導入されたモバイルファーマシーは、災害医療では、これらすべての地域貢献に活用することができます。
 災害発生直後から調剤や被災地医療の拠点として機能できます。
 災害時に直ちに活躍できる薬剤師、学生の養成や、市民の災害時訓練に使用することもできます。
 今年の「九重」では、モバイルファーマシーを特集に取り上げました。
 是非、特集をお読みいただき、大学がモバイルファーマシーを導入した意義をご理解いただきたいと思います。
 モバイルファーマシーの導入では、岐阜県からの補助金とウエルシア薬局、名古屋競馬、地元薬剤師会からの寄附金を活用しました。
 この場を借りて深謝いたします。
  さて、創立からの歴史の長さは岐阜薬科大学の誇りです。
 岐阜薬科大学卒は自慢できるブランドであり、このブランドこそが岐阜薬科大学同窓会の力です。
 しかし、支部同窓会では、特に若手の参加が少ないとの話をよく聞きます。
 その原因の一つは、個人情報保護の問題から卒業生の就職先、住所を収集することが困難なことが挙げられます。
 大学の教員であっても他の研究室の学生の就職先、住所は把握しづらい状況にあります。
 このため、「九重」の「住所を教えて下さい」のページには、新しい卒業年で住所が把握できていない多くの名前が挙がっています。
 このことは同窓会の力を弱めることに繋がります。
 また、年々、同窓会費の収入が減少し、同窓会の予算編成が困難な原因にもなっています。
 個人情報を保護しながらこれらの問題を解決していくように努めて参りたいと思います。
 「住所を教えて下さい」に記載の卒業生について把握されている方がおられましたら、ご一報をお願いいたします。
  末筆となりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます伴に、今後とも同窓会にご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせて頂きます。

九重83号より