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御挨拶 幹事長

幹事長 宇野 文二

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 岐阜薬科大学同窓会会員の皆様にはますますご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
 また,日頃より岐阜薬科大学同窓会の運営にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
本年5月の役員会におきまして、平成28年度幹事長を仰せつかりました。
 前任者の田中稔幸先生からバトンを引き継ぎ、副幹事長の永澤秀子先生、事務幹事の中山辰史先生、宗宮仁美先生、神谷哲朗先生、九重編集担当の北市清幸先生とともに、宇野進会長の下、同窓会運営のお手伝いをさせていただきます。
 微力ではございますが、会員の皆様のお役に立てるよう全力で取り組んで参りますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
  さて、同窓会の歴史は岐阜薬科大学の歴史と伴にあることは当然ですが、その変遷は必ずしも大学の変遷と同期したものとは言えません。
 同窓会独自の目的意識と脈々と繋がる先輩後輩の関係の中で、極めて特殊な運営体制の集団といえます。
 支部会はじめいろいろのところで伺うと、同窓会の最大の懸案は若い同窓生の支部会などの同窓会行事への参加という点に集約されるかと思います。
 どんな些細な内容でも、良いことが新聞記事になったり報道されたりすれば、何となく誇りに思う気持ちは、強い母校愛のなせる自然な気持ちで、母校を想う気持ちは年齢にかかわらず若者も基本的に同じだと感じます。
 我々は長い時間に集積された想いを守りつつも、同窓生が持つ共通する感覚を生かして若い人たちのアクティビティをどうにか生かして同窓会に導入し、新たな同窓会像を作っていかねばならないと思います。
 未来に向けて会員のみなさまのご助言を頂きながら、このような土台作りに些かでも貢献できればと考えています。
  次に同窓会の運営について少し触れさせて頂きます。
 会の運営状況は、毎年総会で決算及び予算をご承認頂き、その内容を本誌に掲載していますので、一度ご覧いただければと思います。
 経常費の収支だけを見れば、年間50万円程度の赤字運営、会の総収支では年間100万円の黒字運営といえます。
 本会の基本的収入は、会員の皆様方からの年会費1,500円と卒後15年間分の会費を在学中に収めて頂いている所謂、特別会費によって成り立っています。
 前者が年間400~500万円(多年度会費の納入によって年度で変動)、後者が年間250万円という内訳になります。
 後者の内、100万円を経常費に繰り入れ、残りは基本金に繰り入れ会則上の基本財産として管理しています。
 施行当時の経済成長の中、後者を基本財産化して将来の会の運営をこの資産運用によって行うことを目的とした制度と伺っています。
 この制度は、施行されてからすでに半世紀程になるもので、その趣旨を理解する同窓生の方も少ないかと思います。
 最近、役員の方からも基本金の目的を問われることがしばしばありますが、私共も明確な答を持ち合わせておりません。
 しかし、時代は変わり低い経済成長の中、施行当時の計画の実現性は低くなり、基本金の存在意義が奇妙に見えてくる方も多いかと思います。
 これらの問題も解決し、健全な収支運用を行うことができるように改善することも必要かと思います。
  同窓会本部の役割のひとつに、会員の皆様の連絡先を把握し、支部活動、クラス会等に役立てて頂くことがあります。
 しかし、個人情報保護の観点から同窓会名簿の発行は実質上行えず、名簿管理の責任が重く問われ、また同窓生といえども住所を収集することが困難な状況が生じつつあります。
 これもまた同窓会の活動を阻害する1つの要因といえます。
 しかし、これに変わる手段は急速に整備され、連絡は極めて濃密かつ速効性をもって拡散していく時代となっています。
 同窓会でもホームページおよび関連する連絡網の一層の充実を図って参りたいと思います。
 支部会やクラス会を企画されました際には、日時、会場、連絡先などを本部へお知らせ頂き、同窓会のホームページをご活用して頂ければと思います。
 また、同窓会運営に関して、ご意見、ご提案等がございましたらお知らせくださいますよう重ねてお願い申し上げます。
  末筆となりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます伴に、今後とも同窓会にご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせて頂きます。

九重81号より